『一生折れない自信のつくり方』(青木仁志)
【タイトル】一生折れない自信のつくり方
【著者】青木仁志
【読んだきっかけ】自分にコンプレックスがあり、悩みを抱えていたから。
【私的評価】★★☆☆☆
【あらすじ】
著者の青木氏は現在ご自身で創業された会社のCEOをされています。
若い時はご苦労されたようで、17歳で高校を中退し、実家を出て社会で働き始めてからいろいろな職を経てセールス業で成功し、ご自身の会社を設立されました。
その経験から培った仕事論、生き方論について語られています。
【感想】
私は「これを読むことで自信のなさ、コンプレックスからくる生きづらさ、息苦しさから解放されるのかな?」という思いで本書を読み始めたのですが、
やはりビジネス自己啓発本なので、「あなたは絶対にできる!もっと頑張れ!」という根性論が主な内容でした。
もちろん「絶対にできる!」という思い込みの力、自己暗示をかけることはとても大切なのですが、読んでいて疲れる内容でした。私には合わなかったのかもしれません。
しかし、本書は本来セールスや営業で「俺は絶対営業成績トップに立って成功するぞ!」という方の為のもの。
そういう方々にはたとえ根性論を前面に押し出して周りとの衝突が生じたとしても、これぐらいの気概は必要なんじゃないか、というのは理解できました。
かと言って、まったく参考にならなかったのかといえばそうではありません。
生きる上、働く上で「あー確かにこういう心がけって大切だよね」というヒントは各所に見て取れました。それも一か所ではなくたくさんありました。
部分部分では納得できることがあるので、単にセールスでトップに立つのが目的でない方も、印象に残った個所を心に留めるか、メモを取りながら日々の生活に活かしていけばいいのではないか、と思います。