『予知夢』(東野圭吾)
【タイトル】予知夢
【作者】東野圭吾
【読んだきっかけ】推理小説を読みたかったから。ドラマ版のファンだから。
【私的評価】★★★★☆
【あらすじ】
「探偵ガリレオ」シリーズのひとつ。
天才物理学者湯川と、その大学時代の同期で警察官の草薙のコンビが難事件に挑む。
「未来の恋人」として幼い頃から空想していた名前と同姓同名の女性と出会ってしまった男が繰り広げるミステリー、『夢想る』
その時殺されていたはずの女性の姿が同時刻に全く場所で目撃されていた謎に迫る、『霊視る』
夫が行方不明になった妻から相談を受け捜査をするとポルターガイスト現象が起こる謎の家に行き着き、その謎を解く『騒霊ぐ』
町工場の社長がホテルの一室で殺されているのが発見され、犯人を探し出す、『絞殺る』
目の前で不倫相手が自殺するという事件が起きたが、事件には不可解なことが残り真実に迫る『予知る』
の全5章からなる短編集
【感想】
とても面白かったです。
ドラマ版の『ガリレオ』のファンでもあっていくつか既に知っていたトリックもあったのですが楽しめました。
大学で電気工学を学んでいた作者の知識がいかんなく発揮されています。
短編で読みやすいのも良かったです。気が付くと「もう1章、もう1章…」と
次のエピソードを読みたくなってしまって読むのが遅い私もすぐに読み終わりました。
ガリレオシリーズは他にも多く出版されているということで、ほかの作品も読んでみたいと思いました。